20040707
DV
--2007年までblanquiazulの一員でいることが決まりました。これはあなたにとってどのような意味を持ちますか?
「自分のキャリアの一歩前進。これがトップチームとの初めての契約だって認識しているし、それはすごく大事なことだと思う。ラ・レアルが自分を評価してくれているのを知って、凄く嬉しい」
--もう1ついいニュースがありますね。土曜日(7/13)、スイスでヨーロッパU19選手権が始まります。どんな目標を持って挑みますか?
「いい経験をたくさん積みたいと思ってる。2年前、U17大会でプレイして、それが凄くいい思い出になってるので。今、U19代表に加われることだけでも大きな意味を持つし、召集されてとても楽しみにしてる。厳しいトーナメントが待ちうけていると思う。大会の規模も参加しているチームのレベルにとても高いから。2年前、全ての出来事が新しく感じられたのを覚えてる。結果的には俺たちは3位決定戦まで行ったんだけど、本当に素晴らしい経験が出来たと思ってる」
--ライバルはどこになるでしょうか?
「俺たちのグループにはドイツ、トルコとポーランドがいるんだ。おそらく、その最初の2チームと決勝リーグ突破をめぐって争うことになるんじゃないかと思う。もちろんポーランドに楽勝できるとは思ってないけど。ポーランドがグループリーグ勝ち抜けの鍵を握るんじゃないかな。一般的にはドイツが優勝候補らしいよ」
--しかし、U19大会に参加することで、ラ・レアルのプレシーズンの最初の時期が不参加になってしまいました。タイミングが悪いですよね。
「どうだろう。それは俺たちがどこまで勝ち上がれるかによるんじゃないかな。決勝戦は7/23で、コバレダの合宿は7/19に始まるからね。俺自身は、プレシーズンをチームのみんなと始められないことをそんなに悔やんではないよ。日程は動かせないんだし、それについて色々考えてもどうしようもないし」
--すでに昨年、セーフェルトの合宿に参加しました。どんな毎日でしたか?
「練習のハードさに驚いた。トップチームのプレシーズンは大変なんだろうとは思っていたけど、あそこまでとは思ってなかった。凄くつらかった時期もあった。だって朝練があって、午後もまた練習して、疲れを回復する時間が無いんだ。朝は体育館とトラックで、午後はボールを使って練習するんだ。サボることなんか出来ないし。今日は疲れたなあと思っても、翌日はさらに疲れている、こんな感じだよ。昨年の経験で学んだことを胸に、今年ソリア(コバレダ)に行きたいと思う」
--アランサバル、ポティヨンが去ったことは、あなたには有利に働くんじゃないですか?今の時点では左サイドの第一候補に挙げられていますが。
「俺がそのポジションを埋めることが出来ることは意識してる。フットボールに関しては凄く自分がツイてると思うよ。実力に加えて幸運も必要だからね。チームが外からこのポジションの選手を連れて来ようとしてるのかどうか知らないけど、この数年先のうちには自分がその位置でプレイしたいって凄く思ってる。大事なことはチャンスがもらえること。それを与えてもらえないことには、俺たちはそのチャンスを活かすことが出来ないからね」
--来季は背番号3を付けて戦うんでしょうか?
「そうなればいいと思ってる。でも今は何もまだ決まっていないから。シリーズの始まりに自分がトップチームにいるのか、サンセにいるのかもまだ判ってないからね」
--アモロルトゥはあなたのことを12歳のときから知っていて、あなたの将来性を高く買っていたそうですね。
「アモロルトゥはアスレティックのようにカンテラを重視する伝統のあるクラブから来た監督だから、若い選手を仕事をするのが好きなんだと思う。俺たちにとって彼の就任は刺激になってるよ」
--彼のことを知ってましたか?
「うん。6月にスビエタで再会したんだ。スビアウレと一緒に。次期シリーズは俺たちに期待してるって言ってくれた。第一印象が凄く良かったよ。きちんと俺たちに接してくれて、気持ち良く話しが出来た」
--実際、来季どこでプレイすると思いますか?ラ・レアルかサンセか。
「今のこの瞬間はまだ判らないな。プレシーズンはラ・レアルと一緒に練習して、それから判断するって言われてる。サンセの皆とまた一緒に来シーズンまた戦うのは全然問題ないよ。ラ・レアルにいてもベンチに座ってるだけだったら、むしろサンセでプレイがしたいと思う。俺の年齢だとプレイできることが一番必要だから」
--下部組織の水準もとても高くなったようですね。
「凄くいいシーズンだったからね。夏の時点では、今のカテゴリーを維持できるのか疑問を持ってる人もいたようだったけど、最終的には俺たちはセグンダBにふさわしい結果を残せたと思う」
--リエスゴ、スビアウレ、ラレア、オスキツ、ベルガラ、エイサヒレ、そしてあなた自身。いまだかつてサンセで、こんなたくさん代表経験のある選手がいたことはないんじゃないですか?
「将来が楽しみだよ。それぞれの世代で代表を経験して、上に上がれる実力があることを証明できてると思う。若い選手にこうしたチャンスを与えることが一番の鍵なんだよ。だって、カンテラの選手はプリメーラで戦うことの出来る可能を持ってる連中なんだから」
--若手選手には忍耐が必要だと言います。ルーニー、クリスティアノ・ロナウドなど、あなたよりさらに若い選手たちがユーロ大会で輝きました。
「同世代の選手の中でも彼らはすでに飛びぬけた才能を持ってるんだ。クラブでチャンスを与えられてそれに応え、18歳にしてユーロで勝利を収めてる。大切なのはそうした若手を信用すること、そしてその能力を高めてやることだよ」
--リーガ・エスパニョーラではカンテラとトップチームの連携があまり上手くいっていません。どこにその原因があると思いますか?
「リーガは世界最高のリーグだといわれているけど、それは大量の外国人がいるからだよ。様々な理由から、多くのクラブは外国の選手を連れてきたがり、その割を食ってたくさんの若手が干されてしまう。でもここ何年か、お金のないクラブがカンテラの選手をチームの中心に据え始めたけど、どのケースもいい結果が出てるんと思う」
--アランサバルの代わりを務められると思っていますか?
「次のシーズンどこでプレイするかまだ判らない時には答えにくい質問だなぁ。長い目で見て…?トップで継続したプレイをしたいと思ってるよ、もちろん。先シーズン、アグスティンとは何度も一緒に練習して、彼が素晴らしい人だっていうのを強く感じた。彼はラ・レアルの象徴だったんだ。すでに完成された選手だし、高い実力も持っている。攻撃的でありながらディフェンスのポイントを外さない。彼は俺たちのとてもいいお手本になる選手なんだ」
--同じポジションで誰か好きな選手はいますか?
「小さい頃、Dunboaに所属していた時は左のCBでプレイしていたんだ。ラ・レアルのインファンティル(13-14歳)に入団した時にサイドプレイヤーになったんだ。もちろん同じポジションでプレイするいろんな選手が気になったよ。ずっと昔からマルディーニがサイドでプレイしていた時が好きだった。ロベルト・カルロスより凄いと思うよ」
--まだあなたのプレイを見たことがない人に、是非どんな選手か自己紹介してください。
「自分はDFに徹する選手だけど、チャンスがあればサイドを上がって、左からのセンタリングを上げるのが好きです。ディフェンダーは攻撃陣と守備陣の間にいても、常に冷静さを失わないでいることが必要だと思ってます」 |
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